「資格を取ってから求人を探すべきか」「未経験可の会社に先に応募してよいのか」。ここで迷っているなら、気になる求人を1件開き、資格が必要になる時点を確認してみましょう。この記事のゴールは、自分の次の一手を一文にすることです。
順序を決める材料は、求人の資格条件
厚生労働省のjob tagでは、電気工事士への入職経路として、資格取得後に入る方法と、入社後に企業内で訓練を受けて取得する方法を紹介しています。全員に共通する一つの順序があるわけではありません。ただし、希望する会社が資格取得前の応募を受け付けるかは、その募集条件で確認が必要です。厚生労働省「電気工事士」
求人の資格欄を読み、次の三つを分けてメモします。
- 応募するときに必要か
- 入社するまでに必要か
- 入社後に取得する場合、期限や支援条件はあるか
「未経験歓迎」は、実務経験がなくても応募できるという意味で使われていても、免状の保有条件までなくなるとは限りません。「資格取得支援あり」も、応募条件の答えにはなりません。条件が書かれていなければ「不明」と残します。
架空の求人で、次の一手を比べる
以下は説明用の架空例で、実在の求人や採用実績ではありません。
求人Aには「第二種電気工事士免状必須」、求人Bには「資格不問・入社後の取得支援あり」と書かれているとします。
Aを希望する場合、まだ免状がなければ「取得見込みでの応募を受け付けるか」が確認点です。受け付けないという回答なら、その求人への応募は免状取得後を前提に考えます。
Bなら、資格取得前の応募を検討できます。ただし、入社後の学習時間や費用補助、取得前の担当業務は別に確かめます。仕事を始めてから学ぶ方法が、自分の生活に合うかも判断材料です。
この比較で「無資格ならBがおすすめ」と決まるわけではありません。現在の仕事を続けながら学べる人と、早く働き始めたい人では、選びたい順序が変わります。
合格後の申請も、予定に入れておく
第二種電気工事士は、試験合格後に免状の発行申請を行います。申請先は住民登録先の都道府県窓口です。合格予定日だけで「免状を提出できる日」を決めないようにしましょう。電気技術者試験センター「免状の発行申請」
今日の1ステップ:進め方を一文にする
求人1件について、次のチェックをして一文を作ってください。
- 応募時・入社時の資格条件を読んだ
- 書かれていない条件を「不明」と残した
- 自分が働き始めたい時期と照らした
完成例は「まずB社に、免状取得前でも応募できるかを確認する」です。条件が未確認なら、結論を急がず「まず何を確かめるか」まで決まれば十分です。

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